TEZZO CARSのひとつひとつにこだわりがあります

Bre’cブレーキシステム by TEZZO

開発が止まらない!進化するブレーキパッド
最新のBre’cは最高性能のブレーキパッド

Bre’cの哲学

一般的に他のブレーキ製造メーカーは、ある磨剤が出来ると、
それを各車種に展開していく、パターンに合わせて同一磨剤を製造するケースが多いもの。
しかしBre’cは、その車種にとって最適な摩材は別々だと考えます。
それは使用目的、車重、駆動配分に応じて最適な磨剤を探す、作る。
車種ごとにテストを行い、常に進化を遂げる。そうした手法で開発していきます。

Bre’cの考え方

進化する定番ブレーキパッド「クリーンスポーツ」定番だからこそ進化する必要がある。
車両自体の変化、環境の変化、市場の変化、進化スピードが早まる時代と共に常にその時点のベストを追求し考えリニューアルしている。
最新のブレーキパッド、最良のブレーキパッドなのです。

 

 

 

[TEZZO Bre’cpad]

ストリート用として ダストレス/クリーンスポーツ/クリーンスポーツS を、
サーキット用として ドライビングレッスン/サーキットアタック/レース をラインナップ

 

[TEZZOがブレーキに求める要素]

ブレーキに求める要素は何でしょうか?
何よりも大切なのは、あらゆる状況下で、ドライバーの意図したとおりに寸部のズレもなく減速し、停まれることではないでしょうか。
当たり前のことですが、それが当たり前ではない現実――。
ちょっと踏んだだけでカックンと初期制動が立ち上がってしまうブレーキ。
微妙なコントロールが難しくなります。
反対に踏みはじめで逃げてしまうのも問題です。
また、ドライバーに恐怖感を与えてしまいます。

こうしたことに対して、TEZZOは不満を感じてブレーキ業界に参入Bre’c by TEZZOを立ち上げました。

 

[TEZZOが目指す本物のブレーキ性能]

ブレーキメーカーから供給されたOEM品を塗り替えてショップブランドとして販売するのではなく、摩材製造メーカーとともに開発テストを行い、レーシングドライバー太田哲也選手の経験と、TEZZOが保有する車種別固有データを元に、車種毎にベストなブレーキ性能の具現化を目指します。

 

[TEZZOのこだわる開発技術]

・前後配分適正化(BDsystem)
・車種別専用開発
・使用状況別開発

 

 [適合と最適化は別のこと]

適合を取るのはパット形状を調べればすぐわかります。
TEZZOが開発に時間がかかるのは、実車に装着しあらゆる場面で実走行テストを行い摩材を変更してテストしているからです。

 

[制動距離短縮のため忘れてはならない要素]

踏んだら踏んだ分だけリニアに効きが増えるブレーキ。
ドライバーの意図したとおりに減速して停まれること。
そして制動距離を最短に縮めること。
そのためにはブレーキはどうあるべきでしょう?

ブレーキパッドに求められる要素は、強力な制動力だけではありません。それは要素のひとつに過ぎません。
摩材にセミメタの量を増やして制動力を上げる?
いいえ、それでは制動距離は縮まりません。
「ブレーキングに自信がない」とお思いのドライバーの方、もしかしたら今のブレーキ自体に問題があるのかもしれません。
ブレーキに大事なことは常に安定して効くこと、フィールが変わらないこと。
こうしたブレーキは予測可能で、ドライバーに大きな安心感を与え結果的に制動距離を縮める大きな要素なのです。

 

[運転が上手くなるブレーキ]

こういうブレーキは予測ができ、ドライバーが安心してハードブレーキングが行えるようにもなります。

 

[TEZZO BD system採用]
TEZZOが目指すブレーキ性能は単に「効く」ことではありません―。
制動距離を縮めるために大切な要素として、前後ブレーキ配分の適正化があります。
例えばブレーキパッドでは、開発技術「TEZZO BD system」に基づき開発を進めます。

 

[前後配分適正化の重要性]

レーシングカーでは、前後のブレーキ配分をコクピットから変更できるブレーキバランサー装置が装着されています。
ドライバーはタイヤの磨耗状態や路面グリップの変化に応じて、レース中に雨が降ってくればリアよりに調整します。
それほど前後配分は重要なのです。

 

[ABSが見えにくくする制動距離の伸び]
前後配分が適正化されていないと、制動距離が伸びるだけでなく、タイヤを痛めたり、コントロールがしにくくなったりしてしまうからです。それでも最近のクルマはABSが装着されるため、タイヤロックは防げますが、ABS は言ってみれば効きが甘い車輪速に合わせてブレーキをリリースさせる装置なので、ブレーキの前後配分がずれていると、そのズレの分だけ制動距離が伸びることになってしまいます。
実際にABS のヒューズを外して走ってみると、前後配分がとれていないで、フロントが激しくロックしたり、リアがロックしてテールダンスを踊ったりするケースがあまりに多いことに気付くことでしょう。
そのブレーキパッドが車種専用に開発されていないことが明らかとなります。

 

[強大な摩擦力だけでは制動距離は縮められない]

つまりいくら強力なブレーキを装着しても、前後配分のギャップが大きいと、制動距離は縮まらないのです。
本来、仕事量の違う前後ブレーキに、計算上で画一的な摩擦係数や耐熱温度の摩材を数値的に割り振っても、最適化が図れるはずはないのです。
現実に走らせてみて、一台一台テストを行うことが理想なのです。
レーシングカーはすべてそうした過程を踏んで最適なブレーキを選択します。
一般車においてもそうであるべきだとTEZZOは考えるのです。

 

[車種別専用開発・使用状況別開発]

これを追求するため、TEZZOは車種別専用開発・使用状況別開発にこだわります。
車種毎に、一台一台の性格、駆動形式や重量差、エンジン搭載位置、キャリパー形式などの違いに注目して、用途や走りのステージごとに応じてラインナップをします。

 

[個別車種に細かく対応]

TEZZOは開発に「TEZZO BD system(brake force Distribution=ブレーキ配分適正化)の考え方を導入し、個別車種に対応する制動性能の最適化を図りながら、前後配分を適正化することで、極めて自然なブレーキフィールを実現します。

 

[使用状況別設定の徹底]

さらに厳密に、一台一台の車種や、ステージ毎に、ベストな耐熱温度、摩擦係数、そして前後バランスの適正化を追求します。

 

[セミオーダーシステムで実現]

つまり、開発のアプローチに関して、ブレーキ製造メーカーのプロダクツ発信ではなく、車の方が必要とする性能を実現できるパッドを選択、あるいは新規に開発する逆のアプローチなのです。
TEZZOは各車種にベストと思われる摩材を個別にチョイス。いわばセミオーダーシステムなのです。

 

[開発ストーリー]

考え方は、TEZZOのプロデューサーである太田哲也の長いプロ選手生活からの結論でした。
ただこのシステムを実現するには、高い品質管理能力と他品種の摩材を安定供給できるブレーキ製造メーカーの存在が不可欠でした。

●太田の現役時代、それこそ国産スポーツブレーキパッドの黎明期から、トップフォーミュラーまでサポートしてきた老舗ブレーキ関連製造メーカーであり、今では国産自動車メーカーのOEM純正製品を生産するメーカーとの強いコラボレーションが可能となったからこそ、TEZZOがブレーキに参入した大きな理由なのです。

 

[特徴]

例えばブレーキパッドでは、TEZZO の開発テスト段階では、ノンアスからセミメタまで豊富な摩材の中から、それぞれ6種類、36通りの組み合わせの中から選択して最適な摩材を選択します。
さらに細かいセッティングが必要と判断した場合は、摩材の成分を変更し新たに製造依頼をかけることもあります。
各車種/各ステージにおいて、個別テストを繰り返しているからこそ、制動性はもちろん、対フェード性、コントロール性に関しても最適化が図れるのです。

「技術進歩に限界はない」というTEZZOの理念に基づき、TEZZOデモカーやチーム車両でのテストデータ、より一般車に近い形態で行われるラジアルタイヤによるサーキットイベントにも積極的に参加し、ときには参加者やユーザー様の声までも吸収し、細かいセットアップを常に行っております。
「最新のTEZZOは最高のTEZZO」であるべく、日々、最適化へのアプローチも進めて常に進化を遂げます。

●ワンオフ対応 オーダーメイド
さらにユーザーの好みやスキルアップに応じて、前後パッドを別々に組合せ変更、摩材の仕様変更も可能です。いわばオーダーメイド可能となることで、とくにレースに参加される方や上級者の方には大きなメリットとなることでしょう。

 

[メディア]

Tipoの良品工房にTEZZOブレーキパッド・クリーンスポーツが掲載されました。