アルファロメオTEZZO4C RT1リヤウィング
[概要]
アルファ4Cはトランクの上部にリアウイングを設置する必要があるが、トランクが平面ではないので、専用台座を製作した。
ウイングの角度調整が5段階で可能なのはもちろん、ウイングの取り付け位置を前後方向でも
変更できるようにしている。例えば一般公道を走る際は空気抵抗が少ない前側にしておき、サーキット走行を楽しむ際は
後ろ側に変更して、より一層ダウンフォース効果を強めるといったようなことができる。
開発時に取り付け位置の修正を繰り返したことにより、強度が高い角の部分に取り付ける設計になったため、
結果的に十分な強度を確保することができた。また、重量の増加につながる当て板などを使用する必要がなくなった点もポイントだ。
ウイングは中空のモノコック構造で、ウェットカーボン製ながら重量は1.4kgとなっている。
ウイングとステーとの取り付け部はウイング内に入っている。
一般的なウイングにおける、ステー、台座、ステー上部のウイングとの取り付け部などが要因となる、
車両の動き出し初期の空気抵抗が一切なくなっている。ウイングとステーは10mmのボルトで固定。
スプリングワッシャーと丸ワッシャー(大/小が各々2枚ずつ)が入っている。
4Cのパワーでは、ウイングが空気抵抗になるとトップスピード(サーキット走行時はストレートスピード)が落ちるため、
ドラッグ=抵抗にならないデザインを採用。そして、ウイングはなにかと派手になりがちだが、車検対応なので、あたかも
純正装備品のようなイメージとなっている。
4Cはウイングがないとリアタイヤがグリップを失った瞬間に一気に滑るが、TEZZO アルファ4C カーボンリアウイングを装着すると
ダウンフォースが増えたことによる安心感を得られる。リアタイヤが滑りながらも安定する(穏やかに滑る)のだ。
なお、パフォーマンスモードと車検対応モードに切り替え可能です。
[開発ストーリー]
当初、街中の一般走行にはTEZZO アルファ4Cカーボントランクスポイラーで十分だと思っていた。そして、この、
TEZZO アルファ4Cカーボントランクスポイラー(アルファロメオ4Cのローンチエディションに装着されていた
純正のトランクスポイラーよりも30mm程度大型化し、空力効果を向上させることを目指した製品)のよさを広く知ってもらうために、
TEZZOのデモカーである『アルファロメオ TEZZO 4C RT1』への装着は予定していなかった。サーキット走行までOKだと考えていたのだ。
TEZZOでは、アルファロメオ 4C ラジアルタイヤ最速プロジェクト(RT1)の名のもとでAlfa Romeo Challengeをはじめとするレースや
タイムアタック競技に参戦しているが、これは走る実験室的なものとして、市販ラジアルタイヤ(ブリヂストン POTENZA RE-71R)を装着して
チャレンジしているプロジェクトである。
Alfa Romeo Challengeでは、アルファロメオ TEZZO 4C RT1の走行タイムが
速くなったので、SR(総合)クラスでのエントリーを要請され、トップカテゴリーに出るようになった。
すると、やはり、市販ラジアルタイヤを使用していることによるタイム的ハンデを埋めるためにリアウイングの装着を検討せねばならなくなり、
開発がスタートした。
リアウイングの装着効果は大きく、去る5月6日に開催された『Alfa Romeo Challenge 2018Kanto Rd.2』でラジアルタイヤのブリヂストン POTENZA RE-71Rを履いたアルファロメオ TEZZO 4C RT1が予選トップタイムでポールポジション、決勝はポールトゥウィンで優勝した。
アルファロメオ4Cの場合、一般的な汎用ウイングを装着しているケースが散見されるが、TEZZO アルファ4C カーボンリアウイングでは、
4Cの流麗なスタイルでスポイルしないこと、小型ながらも絶大な空力効果を得ること、車検対応であることを重要視したので専用設計とした。
[メディア]
coming soon
[動画]
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[ユーザーインプレッション]
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[装着事例]
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[取扱店]
リアルショップ TEZZO BASE
[価格表]
アルファロメオTEZZO4C RT1リヤウィング
販売価格:290,000円(税抜)
[カタログ]
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