TEZZO 全長調整式車高調 ver.3(車高調)for アルファロメオジュリエッタ

 [ 全調式 ] [ 減衰調整可 ] [ とろピシ足 ] [車高調]
 製品番号:****-****

 

18インチ以上の大径タイヤ装着用のセッティング

[概要]

18インチ以上の超扁平タイヤ装着車のセッティングは、従来の15~16~17インチ装着車とは違えるべきである。
具体的には、国産メーカーの多くは実用車(14~17の扁平率の高い=たわみのあるタイヤ装着)においてはダンパーの初期の動き出しのところにプリロード(負荷)をかける工夫をしてふわふわ感を取るセッティングを行っている。これは一定の効果を上げていた。TEZZOがリリースする全長式車高調もその方法論は異なるが、その点においては同じ考え方を採る。
しかしそれと同じ手法を大径タイヤのセッティングに行うと、サスの初期の動き出しの領域でゴツゴツしてしまうので、チューンの方法を違えるべきである。TEZZO全長式車高調のセッティングは、ダンパーの初期の動き出しの所でプリロードを掛けずしなやかに動かす工夫をしている。そして途中から減垂力を強く持ち上げて高速操縦安定性を向上させる。それにより乗り心地と操縦安定性の二律背反の高いバランスを狙っている。

[製品特徴]

lxyセッティングの特徴=“とろピシ”

  • 低速域では純正よりも“とろーっ”とした路面の当たりが柔らかい感触
  • 高速域では純正よりもはるかに“びしっ”とさせて、高速操縦安定性及びコーナリング性能を大幅向上。

高性能モノチューブ(単筒)式ダンパー採用、減衰力25段調整

  • 路面からの反応が素早く、スポーツ走行に有利。
  • 反応が良いため、整地路面では操縦安定性が高く乗り心地も良い。不整地や凸凹路面でをゆっくり走ったときは、レスポンスが良い故、一つ一つの凸凹を拾ってしまうデメリットもあり。

美しい外観アルマイト塗装

○スプリングオプション
『ジュリエッタ QV MT/TCT各専用設計の全長調整式車高調ver.3』に“ハイパコ+”モデル登場!!

従来のTEZZO 全長調整式車高調 Ver.3のスプリングにハイパコスプリングを採用。
従来品に比べ、特に凹凸連続段差での乗り心地の改善を目指しました。

ハイパコスプリングは、耐荷重性が高いので、凹凸道や高低差のある道路、高速のつなぎ目
等で、スプリングが沈み込んだ際、通常のバネよりもダンパー効果が強くレスポンスが早い為、
バネのおさまりが良く乗り心地がよりしなやかになります。

その為、まるでバネ自体がダンパーであるかのような乗り心地を可能にできますので、
極限まで乗り心地を追究できるスプリングです。

■仕様

  • 全長調整式車高調整システム 高圧ガス(N2)封入式
  • フロント:単筒式倒立 リア:単筒式正立
  • シリンダー材質:スチール(STKM材)
  • ダンパーフルード:FUCHS(フックス)社製ダンパーフルード
  • 表面処理:ニカシルメッキシリンダー(シルバー)、カチオン電着塗装ブラケット(黒)、有色アルマイトアルミ部品(赤)など


※写真はジュリエッタシリーズのものです。


※TEZZOの車高調キットは専用取付説明書と調整説明書が付属しているので安心です。

[開発ストーリー]

ラグジュアリー・スポーツに相応しい足もとを。

Lxyの開発は、TEZZOコンプリートカー「アルファロメオ ジュリエッタ by tezzo LXY」“フェラーリのようなジュリエッタ”を製作するにあたり、最適な足を開発する際に見えてきた大径タイヤ装着車用ベストセッティングであった。

TEZZOが、新世代アルファロメオの代表にして中心選手となるジュリエッタに、己の魂を注ぎ込むのは必然だった。
コンプリートカーを開発するにあたってベースに選んだのは、フラッグシップたるクワドリフォリオ・ヴェルデ(QV)。あのアルファロメオ156や147で結実したGTAを凌ぐポテンシャルを持たせたうえで、ストリートユースから、高速グランツーリスモ性能までを兼ね備えるような万能選手に仕立てたいと考えた。所有する歓びをさらに引き出すアーティスティックな要素も忘れない。テーマはずばり“ラグジュアリー・スポーツ”であり、コードネームは“LXY”である。開発の核としてまず注目したのは足まわりだ。ジュリエッタのサスペンションは完全新設計。フロントは一般的なストラット式だが、ナックル(ハブキャリア)やクロスメンバーがアルミ製になるなど軽量化が図られている。リアは3要素構成のマルチリンク式で、これもまたトレーリングアームとクロスメンバーがアルミ製。軽量高剛性ボディを始め、ダウンサイジングされるエンジン、こうしたサスペンションを含めて、実に軽量仕上げとなっている。
だが、問題があった。ジュリエッタQVは標準で18インチホイール(タイヤサイズ225/40R18)を履くが、これがとにかく重いのである。柔らかいスプリングと相まって、ノーマルでは常に足もとがフラフラするなど、安定感に欠ける挙動が見られた。また、歩行者保護性能を高めた新型ボディは、とりわけフロントまわりにボリューム感がある。よりスポーティな印象とするには若干前下がりの姿勢を構築すべき、それが美しい姿勢だとTEZZOは考えた。当初はリーズナブルなローダウンスプリングのアプローチを含めて検討に入ったが、車重の重さやスプリングの耐久性問題、さらにフル乗車を考慮した車高の保持、グランツーリスモとしての乗り味を加味すると、ローダウンスプリングではまったくの役不足だった。TEZZOの求めるヴィジュアルのセクシーさ、走りのオールマイティ性を実現させるためには「車高調しか選択肢はなかった」のである。
そこでTEZZOでは全調式車高調の開発に着手する。とはいえ、既存の全調式車高調のセッティングをそのまま投下したわけではない。もともと解析と実走に基づいたキメ細かいセッティングができる部分にこそ、魅力の宿るシステムである。そこにジュリエッタQVの性格および方向性をより高めるようなセッティングを突き詰めていった。当初、既存モデルのようにスプリングレート○%アップと常識的なセッティングを試したら、スポーティな味つけと、実際に速いサスペンションに仕立てることができた。しかし、スプリングレートや減衰力の高さから、路面段差での突き上げや微振動など、乗り心地の面でのネガもまた露呈した。TEZZOの求める上質な走りを満足させるには至らなかったのだ。
TEZZOがジュリエッタQVに求めるのは、純然たるサーキットマシンではなく、そこを満たした上で助手席の女性をも満足させるような上質なグランツーリスモである。

そこで18インチのまま、「乗り心地」と「スポーティドライビング」という要素を両立させるために、初期のセッティングとは大きく方向性を変えた。そして改めて、18インチのヘビーなタイヤホイールの克服を最優先事項として再開発をスタートさせた。具体的に、縮み側の減衰力を下げることで特に初期をゆるやかにし路面からの入力を緩和させ、逆に伸び側を上げることで重いホイールをきっちりと支えられるような方向を取った。そしてスプリングである。レートを従来の車高調のセオリーよりもソフト方向として、なおかつ荷重がかかった時に適正なレートとストローク量を発揮できるよう、あらかじめプリロードをかけるセッティングとした。これは今までのTEZZOではあまり採らなかった手法だ。総じて、ロール剛性を上げてロールスピードを抑え、高速安定性やコーナリングの安定感を出すと共に、路面からの不快なゴツゴツ感をやわらげることに成功した。さらに全長調整式であるがゆえ、車高を落としてもサスペンションストロークを確保できるというメリットも無視できない。車高調ゆえにけっこうなダウン幅までさもっていくことも可能だが、そうするとキャンパーが付きすぎるほか、路面とのロードクリアランスの観点から言っても好ましくない。TEZZOでは、この全調式車高調を用いた上でフロント25mm、リア15mm程度の下げ幅が、ヴィジュアルにしても性能にしても、もっとも好ましいと決断を下した。これによりバランスのよい“若干の前下がりスタイル”を実現したのである。
かくして、TEZZOの求める走りへと導くことに成功したTEZZO全調式AJD-lxy (車高調) for アルファロメオ ジュリエッタQV。TEZZO LXYの「ラグジュアリー・スポーツ」「高級グランツーリスモ」という方向性を踏まえて、この車高調にも“lxy”という称号が与えられた。正式名称は「TEZZO全調式AJD-lxy (車高調) for ジュリエッタ」である。それはTEZZOのサーキット向け車高調とは一線を画した“lxy”という名の別パッケージである。

この「TEZZO全調式AJD-lxy (車高調) for ジュリエッタ」は、17インチホイールでより軽いバネ下重量となるコンペティツィオーネ、スプリントにも大きな効果をもたらす。さらにQV+軽量18インチ・アフターホイールでさらに走りは見違える。車高調は決してコアなサーキットユーザーのものだけではない。むしろ、全方位的に性能を求められるストリートだからこそ真価を味わえる面がある。ぜひ、その能力を感じとって欲しい。

快適性とスポーツドライブを両立させた仕様に迫る


※グラフはジュリエッタのものとなります。

このグラフはフロント及びリアのダンパーの「ピストンスピードと減衰力」の関係を示したものである。横軸にピストンスピードをとり(単位m/s)、縦軸には発生する減衰力(単位N)をとったもので、ダンパーの性格をあらわすものとしてよく使われる。今回のグラフではTEZZOの試作品に加え、“全長式車高調AJD-lxy”の市販最終仕様、さらに他社製車高調、メーカー純正品とを比べた。
グラフの推移を考察する前に、ピストンスピードについて簡単に説明する。ピストンスピードとは、ダンパー内に設けられたピストンが上下に動くときのピストンの速度を指す。バルブを通過する際の液体(オイル)の粘性抵抗を利用して減衰力は発生するが、ピストン速度により発生する減衰力は変化する。
段差を乗り越えるなど、瞬間的に力が加わってスプリングが伸縮する場合のピストンスピードは低速から高速まで一気に推移する。逆に高速コーナリングでジワリと片側に荷重をかけてロールさせるような場合、ピストンスピードはある程度遅いまま推移する。路面の起伏、凹凸をしなやかに吸収する能力が求められるストリート用では、変位の初期からダンパーの減衰力が強く発生しすぎないように、変位量や変位速度に応じて減衰力が変化する構造が採用されている。逆にサーキットライクな、高速コーナーで安定した粘り強い足を実現させるためには、速やかに適正値まで減衰力を立ち上げる必要がある。今回の“全長調整式車高調”では、こうした二律相反した要求をどう満たすかに焦点が当てられた。セッティングの腕の見せ所である。

では、具体的にグラフを見てみよう。下側が縮み側、上側が伸び側を示す。
純正ダンパーは速度ゼロ(静止状態)からピストンの動き始め(0.1m/s)あたりまでほぼ直線的に減衰力が立ち上がり、その後わずかに右上がりのなだらかな増加となる。これだと、アタリは確かにやわらかいが、しかしその後18インチに耐えうる減衰力を発揮しているとは言えず、バタバタした挙動になっていた。また、高速コーナリングでの減衰力不足を感じる部分もあった。
TEZZOでは当初、重いタイヤを履きこなし、かつコーナリングでの安定感を出そうと、全域において求める減衰力を上げた。しかし、そのままだと路面の起伏、凹凸などでの乗り心地が思いのほか悪化してしまった。これが初期の仕様「spec.1」である。そこで「spec.2」では、縮み側の減衰力を思い切って下げた。グラフに示されるように、縮み側を見ると純正より減衰力が低いくらいだ。
逆に伸び側はピストン速度が上がるに従って、純正の倍にまで減衰力が高められた。0.1m/s程度で頭打ちになる純正に比べると、ほぼ直線的に減衰力が上昇していく。これにより、段差を受けて縮むときに「ソフトさ」を出しつつ、縮んで戻ろうとするときは高い減衰力によって速やかに減衰させることに成功した。柔らかい感触のまま、バタバタ感を払拭させたのである。
伸び側のグラフをさらに見ていくと、ピストンスピードの低速域、すなわち動き出しの領域において減衰力の立ち上がりがゆるやかだということに注目される。これは強烈な反発力を抑え、いわゆる荷重をかけていくと粘るが、しかし決して不快な突き上げがないものとなった。


※グラフはジュリエッタのものとなります。

他社製品とも比較してみよう。A社の場合、縮み側はほぼノーマルと同じ推移で、ピストンスピードの上昇に伴い若干ノーマルより減衰力が上がっている。伸び側もまたゼロ点から直線的に減衰力が急上昇する。これなら確かにコーナリングでは硬く踏ん張る足になるのかもしれないが、ストリートではノーマルよりも乗り心地が悪化する側面があるはずだ。
B社の仕様は逆にピストンスピードの低速域から速やかに減衰力が立ち上がるが、途中で頭打ちになっている。純正品よりははるかに高い減衰力を発揮するものの、これでは速いピストンスピードの領域においてはまだ役不足。その上で、低速では妙にゴツゴツするなどの挙動も出る。
このようにTEZZO全長調整式車高調 for ジュリエッタは、ストリートでの乗り心地と、スポーツドライビング時の安定挙動という二律相反を見事に克服した車高調だ。それはグラフに示されるように、数字が見事に証明している。

【TEZZO全長調整式AJD-lxy (車高調)ver.3について】

Ver.1→Ver.2の変更・改善点
・さらなる乗り心地向上を狙い、フロントの耐荷重性を高めるため長いスプリングを採用、外部からの大きな入力の際のバンプタッチを軽減。
・フロント及びリアの減衰力も、さらに改良を加え、乗り心地にハードな純正18インチタイヤ装着を前提とした上で乗り心地と走りのバランスをさらに向上させました。

Ver.2→Ver.3の変更・改善
・ver.2に対して、ver.3は短く耐荷重性の高いスプリングを採用、ver.2よりも低い車高設定を可能としました。’

※なお、ver.1、ver.2のユーザーの皆様にもオーバーホール時にver.3と同じ仕様に変更することが可能です。(別途費用は必要となります)。

[メディア]

ホビダスオートWEB 2013年6月27日『TEZZOがジュリエッタ用AJDを発売』
Tipo 2013年7月号 排気流モディファイに着手!GIULIETTA BY TEZZO LXY開発プロジェクト#2
Tipo 2013年6月号 良品工房 排気流モディファイに着手!GIULIETTA BY TEZZO LXY開発プロジェクト#2
Tipo 2013年5月号 GIULIETTA BY TEZZO LXY開発プロジェクト キーワードは“LXY”
Tipo 2012年11月号「良品工房 TEZZO 全調式ADJUSTABLE DAMPER KIT」

[動画]

[ユーザーインプレッション]

これまでと同じ感覚で運転していてスピードメーターを見てみると、知らず知らず20キロくらい速く出ています!足回りが安定して、乗り心地が格段に良くなりました。スピードの出し過ぎに注意します。(A様/アルファロメオジュリエッタQV-TCT)

装着していただいてから、いろいろなシチュエーションで乗ってみました。

全長調整式車高調、非常に良いです!
首都高や峠道でもとても安定していて、軽快かつドッシリとした安心感のあるフィーリング。
それでいて乗り心地も文句無いですね。
私がイメージしていた”TEZZOさんに求める足回りのイメージ”そのものでした。
今回はいろいろと対応していただきありがとうございました。
(アルファロメオ ジュリエッタQV/S様)

TEZZO推奨値に調整してもらうまであまり印象が良くなかったが、調整してからはなんだこれはと驚くくらいしなやかで良くなった。

 

[Q&A]

Q:在庫は有りますか? 又、最短の納期は?

A:こちらは基本的に受注生産商品になります。詳しい納期に関してはお問い合わせください。

Q:遠方のため、TEZZO BASEに伺えません。通販で買って、TEZZO BASE以外のディーラー等で取り付けは可能でしょうか?

A:可能な店舗様はございます。TEZZO STYLEでは全国に取付店のネットワークがありますので、お問い合わせ頂ければご紹介させていただきますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

Q:取り付けの説明書はついていますか?自分で取り付けることはできますか?

A:説明書は付属していますが、一概に取付可能とは申し上げることは出来ません。弊社ではディーラー様や、ショップ様での取り付けを推奨しております。TEZZOテクニカルショップ以外での取り付けはクレーム対象外となります。

[装着事例]

[取扱店]

リアルショップ T.BASE

 

オンラインショップ メーカー直販サイト Amazon

[価格表]

 

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